夫婦のお金トラブル対処法

お金に関する夫婦喧嘩を避けるには?夫婦で定めるお金の基本ルール

お金に関する夫婦喧嘩を避けるにはルールを定める

お金に関する夫婦喧嘩が絶えないという悩みを抱えている場合は、事前に夫婦間でルールを決めるのがお勧めです。
以下に、基本的なお金のルールをまとめてみましたので、参考にしてください。

もくじ

ルール1・衝動買いの上限を決める

相談もなしに、突然高額商品を購入してきたら、そりゃ、だれだって怒りますよね。

夫が、妻に相談もなしに、分けの分からないアイドルのお宝を購入してきた!
妻がブランドバックを購入してきた!

そんな理由で、夫婦喧嘩になった!という経験ありませんか。
このようなトラブルを避けるには、あらかじめ、衝動買いに使うお金の上限を夫婦で決めておくといいでしょう。

例えば、月に5千円以内、もしくはお小遣の範囲内であれば、相談なしに好きなものを購入して良い。
ただし5千円を超える、お小遣の追加要求が必要になるという場合は、事前に相談して夫婦で納得した上でしか購入できないなどの、取り決めを行いましょう

あとで、言った言わないの口論を避けるためにも、いつでも目を通せる場所に文字で書き出しましょうね。

ルール2・借金はしない

どんなにお金に困ったとしても、友人や家族、職場の同僚からお金を借りる事は絶対にしない、というルールを決めましょう。
もしも、緊急事態が発生した場合は、どうすべきかを話し合っておきましょう。

例えば、

  • 外出先でどうしてもお金が足りないという状況が発生し、友人から借金をすることになった場合は、その前に妻に連絡をいれ、状況を説明する
  • 1回の借金は、3千円から5千円までとする
  • 返済やその数時間後、もしくは翌日までに対応する

などがあります。
妻(夫)が個々で作った借金といっても、夫婦どちらかに責任が及ぶのは明らかなので、詳しくルールを決めておきましょう。

ルール3・臨時に入った収入はどうする?

毎月入るお給料以外に発生する臨時のお金についても、あらかじめ話しておくことが夫婦喧嘩を避けるコツです。
例えば、宝くじに当たったら、秘密にしてはいけないとかね。

そのほかにも、年末調整でキャッシュバックされたお金は、夫の小遣にしてもよし、ただし宝くじで当たった場合は、額に関わらず、必ず報告することとかがあります。

ルール4・家計についての相談は月1回のペースで行う

妻に家計管理を一任している場合は、特に月1回は、家計について相談しあうような環境を整えるのがお勧めです。
自分が稼いだお金が何に使われ、現在どれくらいの貯金がるのかが分かれば、いろいろなライフプランが立てやすいですよね。

また妻が毎月ものすごく家計のやり繰りに苦労している、頑張っている、ということも身にしみて分かると思います。
妻も、家計を毎月1回報告することで、夫の無駄遣いを制限したり、欲しいものがあれば、その時に相談するなどの対策もしやすくなります。

片方にまかせっきりにするのではなく、定期的に話し合いを持つことで、お金に対するストレスを解消してください。

ルール5・保証人にはならない

正義感が強く、友達思いの夫(妻)は、簡単に友人の連帯保証人になることがあります。
しかし、配偶者が連帯保証人になって、その相手が失敗したら、そのとばっちりは必ず連帯保証人に及び、その影響は、妻、家族、そして親族にまで及ぶこともあります。

実際にそのようなことが原因で、夫婦の喧嘩が増え、離婚したカップルはすごく多いのが現状です。
人のためにやった行いが、夫婦の危機を招いていしまうなんて、すごく悔しいですよね。

こんな最悪のお金の喧嘩を防ぐためにも、絶対に連帯保証人にはなってはいけないというルールを決めましょう。
ただし、どうしても必要な場合は、絶対に二人で話し合い、納得した上で保証人になる、その場合いくらまでならOKなど、具体的な状況をシュミレーションするといいでしょう。

その他、夫婦で決めるお金のルールはいろいろとあると思います。
後で、トラブルになるようなことは、細かくルールとして定めておくことをお勧めします。

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