夫婦の借金返済

借金発覚で夫婦喧嘩をした!これから修復する為の方法は?

借金発覚で夫婦喧嘩をした!これから修復する為の方法は?

夫(妻)が、自分に内緒で借金をしている?

そんな時、冷静に対応できる方は、どれほどいるでしょうか?

多く場合、
「なんで借金なんかしたの?」
「何に使ったの?」
「いくら借りている?」
「信頼できない」
「離婚だ・・・」
と、怒りやショック、混乱で、借金した夫(妻)を責めるはずです。

でも、冷静になってください。

夫(妻)の借金は、本当に一方に原因があったのでしょうか?
もし、借金があっても、離婚せず二人で力を合わせこの状況を乗り越えたいというならこちらで紹介する方法を是非お試しください。

ここでは、借金発覚後も夫婦ケンカをしたけど、関係を修復して辛い乗り越える術やコツ等を説明します。

「借金」はなぜ夫婦喧嘩の原因になるの?理由を知ろう!

「借金」が夫婦破綻の原因になる理由は3つあります。

理由1、借金の目的が不明

「借金」していた事実を夫(妻)に隠していた場合、

  • 浮気や不倫、ギャンブルなど自身の利益のためだけに使ったと疑われる
  • 隠していたという事実にショックを受け、信頼を失う
  • 無計画な金遣いに将来への不安を抱く

等の原因で、夫婦喧嘩が起こり、関係が悪化します。
もしもあなたが夫(妻)に内緒で借金した側なら、借金の理由を明らかにしてください。

それが自身の利益のためであっても、包み隠さず打ち明けるべきです。
一方、あなたが夫(妻)に借金された側なら、なぜ借金したのかを詳しく聞きましょう。

理由次第では、あなたにも少なからず原因はあるはずです。

理由2、生活が苦しくなった

 
借金による毎月の返済のため、生活は苦しくなります。
返済額や返済期間が長くなるほど、その負担は大きく、これまでのようなゆとりは無くなるでしょう。

生活のゆとりが失われると、心のゆとりも失われ夫婦は些細なことでぶつかり、喧嘩の絶えない日々が続きます。
そして結果、夫婦破綻を招き、いずれ離婚という道を選択するでしょう。

理由3、不信感

借金された側は、これを機に相手に対する不信感がつのり、ちょっとしたことで疑いの目を向けるようになります。
借金した側は、常に疑いの目で見られるようになり、夫婦関係はいずれ破綻します。

「借金」が発覚しても夫婦関係が修復できる方法

以上のように、「借金」が原因で、夫婦関係が壊れ、喧嘩の絶えない苦しい毎日になる事は明確です。
しかし、あなたの行動次第で、「借金」があっても夫婦関係の修復は可能です。

簡単ではありませんが、もう一度、夫婦で力を合わせて、借金というトラブルを乗り越えたいなら是非参考にしてください。
秘訣は、「借金を二度としない、1日でも早く完済する」事。

それを実現するための方法が以下の6つです。

方法1、借金について話し合う

「借金」発覚後は、ショックと混乱、怒りなどの感情で、思わず相手を責めるかもしれません。
また責められた側も「なぜ、借金の理由を聞いてくれないんだ」とショックで、口論になる事があります。

それでは、夫婦修復は出来ません。
借金には、必ず理由があります。

その理由をまずは、じっくり聞いてみませんか?
そして、借金した側は、その理由を嘘偽りなく相手に話してみませんか?

たとえそれが、自分の利益や欲望のためだとしても。
例えば、借金の理由が、浮気や不倫のためだとしたら、借金した側は、二度と不倫や浮気をしないと約束しましょう。

そして、なぜ不倫や浮気に走ったのか、その理由も掘り下げて伝えてください。

一方、不倫や浮気、借金までされた側は、自分の何が浮気や不倫をさせてしまったのかを考えてください。

仕事ばかりで妻に寂しい思いをさせていたのかもしれません。
また、夫の辛い仕事の状況を理解せず、口うるさくしていたのが、浮気や不倫の原因かもしれませんね。

話し合うことで、お互いに抱えていた悩みを知り、借金にいたる原因も分かります。
コミュニケーション不足は、借金だけでなく、夫婦関係破綻招く要因です。

方法2、二度と隠し事はしないと約束する

借金を二度としない、または、隠れて借金しないと約束しましょう。
その場合、法的文書にすることで、効力が発揮します。

文書作成については、行政書士などプロに依頼しましょう。

方法3、借金の返済計画をたてる

毎月いくら返済できるか。
また、どのくらいで完済できるかを話し合いましょう。

残額によっては、夫だけでなく、妻の収入も必要になるので、パートやアルバイトをしなければなりません。
それでも完済が難しい場合は、おまとめローンや任意整理なども考えてください。

その時、夫(妻)に内緒で借金した側は、相手以上の努力を見せましょう。
借金の理由がどうあれ、パートナーに内緒で自らが作った借金です。

相手以上に働き、収入を得て、生活を引き締め、全てを返済に充てる努力を見せることこそが、失った信頼を取り戻す方法です。
また、離婚せず力を合わせ借金返済という道を選んでくれたパートナーに心から感謝しましょう。

あなたの努力は、必ずパートナーに届き、再び固い絆で結ばれる夫婦として歩む事ができるはずです。
一方、欲を満たすための借金発覚であっても、愚痴を言わず一緒になって返済してくれたあなたの事を借金で迷惑をかけた夫(妻)は、二度と裏切る事はないでしょう。

それどころか、次にあなたに何かトラブルがあった時、強力な助っ人として力を発揮してくれるはずです。
互いが互いを思いやり借金返済を目指すことで、夫婦は以前よりも強く深い絆で結ばれる事でしょう。

方法4、家計は二人で管理する

家計を妻、もしくは夫にまかせっきりという場合は、これを機に夫婦で一緒に管理するようにしましょう。
家計簿や通帳などをクリアにしたり、ネットバンキングなどを活用することで、お金の流れが把握しやすくなります。

もちろん、返済についても毎月必ずチェックし、ゆとりがある場合は、積極的に繰り上げ返済に回しましょう。

方法5、現金主義にする

クレジットカードなどをすべて破棄し、これからは、現金を使うようにしましょう。
クレジットカードは、お金の流れが見えづらく、また使ったという実感がありません。

そのため、収支と出費のバランスが崩れやすいというデメリットがあります。
また財布には、現金を少額のみ入れ、無駄遣いをしないよう工夫しましょう。

方法6、報告する

その日何にお金を使ったのか、報告しましょう。
報告することで、お金の流れを二人で管理しやすく、またコミュニケーションも増えます。

コミュニケーションが増えれば、秘密を抱えることもなく、借金の原因となる不倫や浮気の心配も無くなります。

「借金発覚で夫婦喧嘩をした!これから修復する為の方法は?」のまとめ 

以上が、借金発覚でなぜ夫婦が喧嘩するのか、そしてその対策方法です。

借金発覚後、夫婦が険悪なムードになる理由

借金の目的が不明

借金の理由や目的が分からずショックと混乱、怒りで相手を責める

生活が苦しくなる

毎月の返済負担で生活が苦しくなると心のゆとりが奪われ喧嘩する

不信感

借金を隠していたという不信感で、その先の信頼を失う

借金というトラブルを乗り越え、夫婦の修復を目指す秘訣は、借金を二度としない、1日でも早く完済する事です。

借金返済を実現するための方法6つ

  • 借金について話し合う
  • 二度と隠し事はしないと約束する
  • 借金の返済計画をたてる
  • 家計は二人で管理する
  • 現金主義にする
  • 報告する

夫婦とは、良く話し合い、理解し、協力しあうものです。
しかし、それを当たり前にできない夫婦も多く、それが借金や夫婦破綻の要因になるのです。

あなたに内緒でパートナーに借金させないためにもまた、パートナーに相談できず借金しないためにも、夫婦で向き合う時間を1日1回は必ず作るようにしましょう。
また、借金発覚で、夫婦の危機に直面している場合は、上記情報を参考に、もう一度夫婦で力を合わせられるよう努力してください。

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