ギャンブルが好きで、小遣いはすべてパチンコに競馬などにつぎ込んでしまう、という悩みを抱えている方もいます。
ただ、夫は仕事に対する姿勢は、まじめで、ちゃんと生活費も入れてくれるし、ギャンブル以外に特に問題はないという場合、どのように対処するのが一番よい方法なのでしょうか。
その解決策をまとめてみました。
ギャンブル依存症は認識させるのが重要
普段はまじめなのに、仕事が終わるとすぐにパチンコ店に入り浸ったり、競馬で借金するほどのめりこんでしまうという場合は、それが依存であることを認識させなければいけません。
仕事にすごく一生懸命で、生活費も毎月ちゃんと入れてくれるのと、ギャンブル依存症は、別問題です。
このままでは、いずれ借金が膨れ上がり、安定した生活を続けるのはおろか、借金返済に追われるはめになります。
さらに、多額の借金を抱えては、精神的ストレスが膨れ、夫との関係は必ず壊れます。
それを避けるためにも、夫にギャンブル依存であることを認識してもらいましょう。
夫婦だけで話し合いするのが難しい場合は、専門の施設に相談することもお勧めです。
ギャンブル依存は、病気です。
心療内科やメンタルヘルスという専門の施設で治療は受けられます。
以前よりも、通院しやすい環境が整っているので、夫婦揃って利用するといいでしょう。
ギャンブルによって家庭が今どのような状況なのか認識してもらう
ギャンブル依存は、一時的な快楽が病みつきになり、やめられない状況にあります。
しかし、その一時的な快楽で、どれだけ家族が苦しい思いをしているのかを分かってもらわなければいけません。
それには、根気強く話しあいを持つことが必要不可欠です。
ただ、ギャンブル依存にどっぷりはまっている場合、いくら妻がつらい状況を説明しても、それはかなわない場合が多いのが現状です。
第三者を介入し、大掛かりな体制で、解決に向けての対策が必要です。
場合によっては、専門施設への入所も視野に入れるようにしましょう。
ギャンブル依存はいずれ妻にも平気で暴力を振るう?
ギャンブル依存になると、簡単に借金を増やすだけでなく、妻に暴力を振ることも平気になります。
しかし、それはすべて、ギャンブル依存がさせている行動なので、本気で夫の依存症を改善するためには、暴力をふるわれても、許すことが必要です。
それができないなら、離婚を考えるのが得策。
ギャンブルで作った借金は、夫独自の借金なので、妻に返済の義務はありません。
なので、離婚後に借金を抱える心配はありません。
ギャンブル依存が克服されても注意すべきこと
それは、なぜ夫が家計を圧迫してまでギャンブルにはまってしまったのか、その原因を考えなければいけません。
大抵の場合、ギャンブル依存になる原因として、友達が少ない、一攫千金を狙っている、負けん気が強い、現実逃避傾向にある、まじめでストレスを抱えやすいというタイプです。
仕事もまじめで、毎月生活費もちゃんと入れてくれていた夫は、妻にはいえない仕事上のトラブルを抱え、友達にも相談できないタイプだったのかもしれません。
また、家族のため、稼ぎの少ない分を一攫千金で補おうとギャンブルに手を染めたのかもしれませんね。
夫のギャンブル依存の裏に隠れる原因を考え、二度とギャンブルで借金を抱えないよう、生活を圧迫させないよう対策をとってください。
ギャンブル依存はすごく怖い病気です。
しかし、対策が早ければ、夫婦のお金に関するトラブルを未然に防ぎ、元通りの夫婦関係を取り戻すこともできます。
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