夫婦なら財布は一つに管理したほうが、一番よい方法です。
しかし、互いにお金の管理が苦手だったり、自由になれるお金を持ちたい気持ちが強い二人なら話は別です。
片方にお金の管理を任せて、後で喧嘩をするよりも、自己責任で管理したほうが最適です。
この方法は、共働きでお金の管理が苦手な、夫婦ともに稼ぎが十分にあって、小遣いをしっかり確保したい二人にお勧めの方法です。
実は夫婦で財布が別々は意外と多い?
意外かもしれませんが、夫婦で財布を別にしているところは意外と多く、その数全体の半分。
そして妻が家計を管理しているという夫婦は意外と少ないというデータもあります。
以前とは違い、妻も働き、夫と同じくらいの稼ぎがあるからこそかもしれませんね。
また、働いている妻にすべての家計管理を任せると、仕事と家庭の両立が難しく、片方が不満を抱えることになります。
さらに独身時代の感覚が抜け切れず、稼いだお金は、結婚後も自由に使いたいという気持ちが強い夫婦は、財布を別々にするのが夫婦喧嘩を避けるコツとなるでしょう。
では、具体的にどのような方法で、財布を別々にしながら夫婦生活を円満にすごせるか、その秘訣を紹介します。
1・負担を分配する
生活費用が夫婦同一にするか、それとも収支によって異なるのかを検討しましょう。
例えば、夫の稼ぎが妻よりも10万も多いのに、生活費用は夫婦同じというのは、ちょっと不公平ですよね。
また、家の固定電話は、ほとんど妻が使うのに、夫も一定額の通信費用を負担するのは、不公平です。
不公平は、いずれそれぞれのストレスとなって蓄積し、夫婦喧嘩の原因となるので注意が必要です。
どちらか一方に負担をかけないよう、じっくりと話し合って、毎月の生活費用の額を決めてください。
2・定期的に見直しを行う
夫婦で財布を別にする場合は、月1回、もしくは半年に1回、イベント毎に生活費用負担の見直しを行いましょう。
例えば、妻の勤務時間やシフトに変更があって、収入が激減したのに生活費用負担が見直されなければ、妻の不満が膨らみます。
逆に、夫の稼ぎがグッとアップしたのに、生活費用の負担はそのまま、というのはもっとよくありませんよね。
定期的に話し合い、不満を抱えないよう努力してください。
3・収入を公開する
夫婦で財布が別々でも、円満な関係を続けたいなら、収入を明らかにしたほうが懸命です。
なぜなら、生活費用を差し引いた残りのお金がいくらあるのか、それを何に使っているのか、夫婦でまったく把握できないというのがすごく問題だからです。
この場合、もしも夫婦で、外食したり、旅行に行くことになったりした時にお金で夫婦喧嘩になりやすい傾向にあります。
自由になれるお金は夫のほうが多いはずだから、当然夫の予算から出してくれるはず・・・と考える妻、一方で、いくら夫婦といっても俺が出す必要はないよな・・・と考える夫。
二人の間に生じたお金に関する価値観は、次第に深まり、夫婦破綻のきっかけとなります。
その状況を回避するためにも、できる限り収入をオープンにしましょう。
4・話す、連絡する、相談する
財布は別でも、一つ屋根の下で生活をともにしているのですから、お金に関することは、必ず話し合うようにしましょう。
「どうせ財布は別なんだし、俺のお金は俺のもの」という考えでは、結局、お金で夫婦の関係は壊れてしまいます。
夫婦で財布が別だからこそ、財布が一緒の夫婦よりも蜜に相談する必要があります。
以上4つの秘訣を念頭において、夫婦で財布別を試してみてください。
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