夫の小遣の減額を実行するにあたって、愛妻弁当作戦を持ち出す妻はとても多いでしょう。
しかし、夫の小遣の減額と、愛妻弁当が原因で、夫婦間金銭トラブルになることがあるので気をつけてください。
以下にその注意点をまとめてみましたので参考にしてください。
注意1・小遣いの減らしすぎは要注意
愛妻弁当で、昼食代をカットした場合でも、毎月の夫のお小遣いの減らしすぎはとても危険です。
お小遣いと出世は比例する、というデータもあるので、家計を豊かにするためにもすごく真剣に考えなければいけません。
夫のお小遣いは、一般的なサラリーマンで3万円から4万円弱。
数年前と比べると1万円ほど少なくなっているとも言われています。
ただし、小遣いの金額は、年収や家族構成、職業によって微妙に異なるので、平均額はあくまでも参考程度にしてください。
世帯年収別でみると、400万以下で2万2千円程度、600万前後で、2万5千から4万程度、800万以上で6万前後となり、世帯収入手取りの1割が、家計を圧迫しない程度の小遣い額となります。
この小遣いには、昼食代や飲み物、交際費用やタバコ、散髪代、服、趣味や車両、雑費などが含まれていますが、さすがにすべてをまかなうことは不可能です。
また、部下を抱えている立場にある方、外食でミーティングをかねる業種、外回りの営業マンの場合、昼食代だけでかなりのシェアを占めてしまい、到底趣味などに使うことはできません。
さらに減らしすぎると、妻に内緒で別の場所から借金をしたり、人間関係をうまく築くことができず会社で孤立したりと、あらゆる場面でデメリットが生じます。
その他、自由にお金が使えないというストレスは、夫婦喧嘩の要因にもつながるので、お小遣いの額の制限はほどほどにしましょう。
注意2・愛妻弁当は週に4日にする
ランチ代を1回500円から600円程度と考えると、月に1万から1万2千円ほどが、昼食代で消えてしまいます。
そのかわりに愛妻弁当で補えれば、小遣いの減額も実現可能です。
もしくは、増やさず、夫のストレスを解消することもできますよね。
ただし、愛妻弁当が毎日続くのは、あまりお勧めできません。
なぜなら、ランチの時間は、会社の人間関係を築く大事な時間になるからです。
しかし、愛妻弁当を持参する場合、ランチの時間を同僚と共有できず、孤立するリスクがあります。
そのリスクを回避するためにも、愛妻弁当は、週に3日から4日にし、残りの2日間程度は、同僚と気軽にランチタイムを楽しんでもらうようにしてください。
注意3・夕食の残りを詰めるのはNG
お小遣いの節約が目的で愛妻弁当を作る場合、夕食の残りを弁当にそのまま詰めちゃう、という方が多いように思います。
それは、すごく危険です。
昼食は、唯一リラックスして、午後の仕事に備えるために大事な時間です。
しかし、弁当の内容が、昨晩の残りをただ詰めたものだった場合、夫のテンションはダダ下がりで、仕事への意欲がなくなります。
場合によっては、賞与査定にも悪い影響を及ぼし、家計を圧迫する危険性もあるので、注意してください。
愛妻弁当は、夕食の残り半分、新しいメニュー半分で構成するのがお勧め。
節約のために夕食の残りを上手に活用するのは、すごくよい方法ですが、夕食のまんま詰めるのはだめ。
ひと手間アレンジを加え、残り半分は毎日メニューをチェンジする努力をしてください。
最近は、レンジでチンするだけで簡単に作れるお弁当シリーズは、自然解凍でおいしく頂けるサラダメニューなどもたくさん誕生しています。
単に、お小遣いの節約のためだけに愛妻弁当を活用するのではなく、夫の健康やランチ時間を楽しく過ごしてもらうためにどんな工夫が必要かを考えて作るようにしてください。
毎日同じメニューでは、いずれ愛妻弁当を拒否し、その代わりに小遣いの増額を要求してくるはずですよ。
上手に夫の小遣いの節約を続けるためにも、お互いが気持ちよく節約に協力できるように、愛妻弁当にも工夫してください。
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