お金の使い方の優先順位が分からない夫にイライラし、頻繁に夫婦ケンカをすることってありますよね。
例えば、
- 仕事用の靴がボロボロで今すぐにでも新調する必要があるにもかかわらず、半年以上の冬用の高いブーツを新しく購入するとか・・・。
- 財布に帰りのタクシー代しか残っていないのに、お風呂上りに食べるプリンをコンビニで何個もまとめ買いするとか・・・。
今この瞬間、限られたお金を何を使うべきなのか、ぜんぜん分からない夫って、本当にイライラするものです。
これは男性特有の行動なのか、それとも、自分の夫だけがおかしいのか、心配になりますよね。
そのたびにイライラをぶつけても、「何怒っているの?」とあっさり反論されると、余計に腹立たしくなり、ケンカが勃発。
このことがきっかけで、別のケンカへと発展するなど、まったくもって良いことはありません。
そこで今回は、お金の使い方の優先順位が分からない夫にイライラする妻におススメの対処法を紹介します。
もくじ
ステップ1・「個性」と受け止める
何度指摘しても、お金の優先順位を理解してもらえない場合は、これが夫の「個性なのだ」と受け止めるのが一つの方法です。
もしかすると、貴方の夫は幼少期からだれにも気づいてもらえない障害を抱えているのかもしれません。
例えば発達障害などの場合、努力でどうこうできるという簡単なものではありません。
さらに育つ環境によっても、あなたが1番と考える優先順位が、夫も1番であるとも限りません。
柔軟性のあるお子様であれば、なんとでも改善の余地はありますが、ある程度の人格が形成された大人となると改善するのはほとんど不可能といえるでしょう。
ならば、それも夫の「個性」と、発想を変えるのが一番楽な解決策だと思います。
「そういう考えもあるのね」と思えば、夫に対してイライラする必要もないし、当然ケンカも減ります。
お金のことでケンカをする前に、なんで夫は自分と違う優先順位をつけるのだろうか?という事を改めて考えてみてください。
それでもやっぱり、
- 納得できない
- 家計を圧迫し続ける
という問題が生じる場合は、次のステップに進み、間違った優先順位でお金を使う、夫の考え方を変えていきましょう。
ステップ2・お金の自由を制限する
本当に必要なものを購入せず、自分の欲しいものだけを衝動的に購入する夫に対しては、お金の制限をかけるのが手っ取り早い方法です。
例えば、ネットショッピングが好きな夫に対しては、ネットバンキングの規制をかけましょう。
クリックするだけで、欲しいものが簡単に手に入るという状況が、お金の大切さを低くしている原因かもしれません。
特にネットバンキングとは、「財布からお金を取り出して、支払う」というリアルな行動と違い「お金が減る」という感覚が鈍くなります。
そのため、本当に「今」必要なものを後回しにしてでも、欲しいものを優先にする傾向にあると考えられます。
判断力を鈍くさせる状況を少しでもなくすためには、お金の自由をある程度制限しましょう。
ネットバンキングのログインを変更する、クレジットカードなどの利用制限を低く設定するなどがもっとも有効な手段です
一方で、Edyなど電子マネーに月1万という予算で、やりくりしてもらうなどの方法に変えることで、やりくり上手になる可能性も。
但しお金の制限をかける際、縛りすぎるのは禁物。
あまりにも制限が厳しすぎると、どこかでその不満が爆発して取り返しのつかないことになるのでほどほどにね。
ステップ3・購入前に話し合う
次に、夫が何かモノを購入する前には、必ず一言相談するという癖を付けてもらいましょう。
しかし、夫だけにそれを要求するのは良い方法ではありません。
素直にその癖を身につけてもらうためには、あなた自身が、何かを購入する際には、必ず夫に相談する癖をつけるのです。
例えば、夕食のお買い物の際、いつもよりも500円高いお肉を見つけたとしましょう。
500円アップして、すごく美味しいお肉が食べられたら、なんだか幸せですよね。
でもその500円で、夫がずっと我慢していたビールが購入できるかもしれませんよね。
何を優先にすべきかを二人で考える環境が自然とできるようになれば、どちらか一方だけでなく、二人が常に満足することになります。
そして、貴方が必ず
「どっちを優先にしたほうが良い?」
「何にお金を多く使うべき?」
と夫に相談することで、夫もまた、何かを購入するときに必ず妻に相談するはずです。
ステップ4・購入後のことをイメージする
次に重要なのが、購入後のイメージです。
欲しいものを購入した瞬間は、最大の幸福で満たされます。
しかし、その幸福はながくは続きませんよね。
なぜならその幸福のために使ったお金は、本来なら別のところで使うべきお金なので、どこかでそのしわ寄せは起こります。
例えば、その月の小遣いが激減し、重要な飲み会に参加できない、本当に必要なものが購入できない、無駄遣いをしたため妻が不機嫌になるなど、後のことを考えると
「今は、購入すべきタイミングではない」
と、自然と物欲にストップをかけることができるはずです。
夫がそれを自然とできるようになると、お金のトラブルは未然に予防できますよね。
ただし、これまでお金の使いみちの優先順位を一切考えずに、自由奔放に浪費行動を続けてきた夫が購入後のイメージを抱くことはかなり難しいと思います。
それが自然と出来るようになるためには、必ず、ステップ3の「相談する癖」をつけるようにしましょう。
夫から事前に欲しいものを相談されたら、購入後のイメージをなんとなく抱かせるのがトラブルを避けるため、妻ができる最大の対処法です。
若干面倒くさい対処法ですが、根気強く続けることで、夫のお金の使い方をコントロールできますよ。
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